近年、サプライチェーンのグローバル化に伴い、高価値製品を狙った盗難や不正アクセスのリスクが高まっています。日本においても、物流拠点のセキュリティ強化と国際基準への対応が重要な課題となっています。
TAPA FSR(Facility Security Requirements)は、高価値製品を安全に保管・取り扱うために、Transported Asset Protection Association(TAPA)により策定された、倉庫・保管施設向けの国際的なセキュリティ基準です。
TAPAは1997年、物流における盗難被害の増加を背景に、共通の危機感を持ったIT・電子機器メーカーが、「単独ではなく業界全体で対策基準を作る必要がある」との考えのもと、業界の枠を超えて協力し設立されました。
現場発の共同防衛というユニークな成り立ちを持つTAPAは、現在ではアジア太平洋地域だけでも700社以上が参画しており、ハイブランドやハイテクメーカー、物流企業、保険会社、政府機関などをメンバーとする国際的なセキュリティコミュニティを形成しています。
TAPAのセキュリティ基準は、サプライチェーンセキュリティの専門家とメンバー企業による協議により、最新の脅威や技術に合わせて継続的に更新されています。
FSR(Facility Security Requirements)とは?
FSRは、倉庫や保管施設におけるセキュリティ対策を体系化した基準であり、施設の物理的対策および運用管理(CCTV、入退室管理、監視体制など)に関する具体的な要件が定められています。
FSR取得のメリット
サプライチェーンの信頼性が企業価値に直結する現在、FSRの導入は単なるセキュリティ対策にとどまらず、取引機会の拡大や競争力強化にもつながります。
FSRを取得することで、主に以下のメリットが期待されます:
・盗難や損失リスクの低減
・国際的に認められた倉庫セキュリティ基準への適合の証明
・保険料など関連コストの削減
・(ハイブランドやハイテク企業など)セキュリティ要求の高い顧客からの信頼向上
インターテックテスティングサーヴィセスジャパンでは、TAPA FSR認証に関する審査・認証サービスを提供しています。
認証プロセスについては、
こちらよりご確認いただけます。
さらに詳しい情報や認証に関するお問い合わせは、以下までご連絡ください。
連絡先:Tel - 03-4571-1510 / Japan.gts@intertek.com