GTSでは、アフリカ・中東の国々の政府と契約を結び、日本から輸出される様々な製品の船積前検査(PSI、Pre Shipment Inspection)を行っています。輸入国での通関時に輸入国政府が指定した検査会社が発行する検査証明書の提出を求められます。インターテックでは、この証明書を発行しています。対象国・方法・手順により次の通り分類されます。
船積前検査とは、輸入国における適正な関税の徴収と通関手続きの円滑化を主な目的とする検査制度です。
輸入通関時に輸入国政府が指定した検査会社が発行する検査証明書の提出を求められます。インターテックではバングラデシュ、フィリピン等輸入国政府機関より船積前検査業務の委託を受け、この証明書を発行しています。
輸入国が指定する規制対象製品について、消費者の安全性、環境の保護、宗教慣習等の観点から当該商品が輸入国の定める規定及び安全規格に適合しているかどうかを船積前検査や試験を通して確認し、適合証明書を発行しております。インターテックではサウジアラビア、クウェート、カメルーン、コートジボワール、エジプト、モロッコ及び、アルジェリア等、中近東・アフリカ諸国の政府機関より指定を受け、検査及び、証明書発行業務を行っています。
ODA機材照合船積前検査は、平成12年度12月閣議請議以降、一部の政府開発援助貨物に義務付けられました。日本国内のみならず海外での検査も東京オフィスが窓口となり、検査のアレンジから証明書発行までのONE STOP SERVICEを行っています。
サービス概要
日本政府によるODA(政府開発援助)活動の一環で供給される製品、機材には、船積み前に契約に準じた製品、機材が確実に提供されているかどうかを確認するために、第3者検査機関による船積み前検査が求められております。弊社はISO17020認証を保持、国際認証保持の検査機関として、船積前検査業務を数十年に渡り行っており、ODAに関する船積前検査も長年の実績を有しております。
サービス対象国
検査は弊社の海外ネットワークを活用し、世界中どこの国でも検査対応(現地、リモート双方にて)が可能です。状況に応じて、最適な検査方法は提案致します。
必要書類
検査申し込み時:
1. 検査申込書
2. ODA契約書(プロジェクト名などが記載された表紙部分/検査内容に関する記載
Shipping
Markのサンプル/貨物詳細などの記載部分(Specification Sheet)
3. Packing List
4. 製品カタログ(必要に応じて)
検査終了後:
1. Invoice
2. Packing List
3. Bill of Lading
プロセス
1) お客様より弊社へコンタクト、仕向け地、案件名、対象貨物リストをご共有
2) 弊社より見積送付
3) お客様より検査申込書の提出
4) 検査日の調整
5) 船積前検査を実施
6) 弊社作成の証明書、及び検査写真をご確認
7) 最終船積書類のご提出
8) 最終証明書と写真を発行、原本は郵送。
上記プロセスの所要時間は通常1~2週間で行われます。
費用
検査場所、及び検査日数により異なります。
案件を頂き次第、都度見積を差し上げるように致します。
連絡先
インターテックテスティング サーヴィセス ジャパン株式会社
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-4-2
日本橋ノーススクエア3F
TEL : 03-3669-1082